【ステイゴールドを偲ぶ】
2015年2月5日、種牡馬ステイゴールドが急死。
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ステイゴールドが急死 
大好きな、大好きな馬だった。
私がオルフェーヴルやゴールドシップをPOGで選んだのは、
ステイゴールド産駒だから・・・というのが一番の理由なのだ。
決してスターホースと言われる馬じゃなかった。
国内のGT勝ちは一つもない。
でも、好きだった。
なんで好きだったか?
格下相手だろうが格上相手だろうが、
何度も何度も2〜3着を繰り返すところも愛らしかったし、

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ステイゴールドの全戦績、血統はこちら競走馬の全盛期と言える4〜5歳時に度々2〜3着を繰り返した。
(この後に目黒記念を勝って重賞初制覇。それまで最強の3勝馬だった。笑)
小さい体(420kg前後)で頑張る姿も好きだったし、
背中には熊沢ってのも好きだったし、
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ステイゴールドの訃報、熊沢「何回も泣かされただけに思い入れが強い」やんちゃな性格も大好きだった。
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ステイゴールド急死に後藤騎手「思い出のレースは失格した京都大賞典」なにより強豪揃いのGTで、
全くの人気薄で
度々好走する姿が大好きだった。

※ステイゴールドのGT成績は【1.4.2.13】である。
着外13の内訳も4着4回、5着1回であるからして、20戦中12回は掲示板に載っていたのである。
なにしろ、
前哨戦で惨敗して、
本番のGTで2着!ってのがこの馬のパターンだったから、
いっつも人気薄だったのだ。
メジロブライトの天皇賞春(10番人気2着)、
サイレンススズカの宝塚記念(9番人気2着)、
スペシャルウィークの天皇賞秋(12番人気2着)
と度々馬券でお世話になった。
(ちなみにこの時代、3連系の馬券は無かった。あればもっと美味しかったのだが)
最後のGT挑戦で、
香港ヴァーズを勝った時は嬉しかったなあ・・・
今見ても、涙が出る・・・。
ラスト100mは獲物に襲いかかる獣のよう。
最後、よくぞ交わしたよ・・・。
サンデーサイレンス系種牡馬が乱立する中、
もしこのレースに勝ってなかったら、
種牡馬になれなかったかもしれない。
もしなれたとしても、
お嫁さん集まらなかったかもしれん。
だから、この香港ヴァーズを勝った時は、
「これで種牡馬になれる!」と思ったものだ。
その後、種牡馬としてのサクセスストーリーはご存知の通り。

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ステイゴールド種牡馬成績同世代のスターホースに良血牝馬が集まる中、
ステイゴールドには中途半端な(失礼)肌馬しか集まらない中、
体は小さくても丈夫で長持ちする産駒を次々と排出。
初年度産駒からは
コスモプラチナ、
ソリッドプラチナム、
エムエスワールドといった重賞勝ち馬が出現。
2年目産駒からも
サンライズマックス、
アルコセニョーラといった活躍馬を出すのだが・・・
これだけで終わってたらステイゴールドが厳しい種牡馬の世界で生き残ることは難しかったろう。なぜなら、種牡馬界は最初の1〜2年が勝負なのであり、ここで結果を出せないとあっという間に干されてしまうからだ。結果というのはGV勝ちといった地味なものではなく、言うまでもなく、GT勝利である(出来れば2歳戦やクラシックが望ましい)。
ステイゴールドは終わらなかった。
2年目産駒の中からGT3勝馬の
ドリームジャーニーが出現したからだ。

今でこそドリームジャーニーの母オリエンタルアートは歴史的な繁殖牝馬と言われているが、
当時はその地味な血統から偶発的にGT馬が出現したと思われていたのである。
なにしろ母父はメジロマックイーン。
種牡馬としては全く成功しなかったアイドルホースとの組み合わせだった。
このドリームジャーニーが居なければ、
ステイゴールドは早々に種牡馬を引退していたかもしれぬ。
オルフェーヴルも生まれてなかったかもしれぬ。
その後、自身の競争生活とは打って変わり、
大舞台に強い・・・しかも複数GTを勝つようなスターホースを毎年のように排出した。
・
ナカヤマフェスタ(宝塚記念、凱旋門賞2着)
・
オルフェーヴル(三冠、有馬記念2回、宝塚記念、凱旋門賞2着2回)
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フェノーメノ(天皇賞春2回)
・
ゴールドシップ(皐月賞、菊花賞、有馬記念、宝塚記念2回)
・
レッドリヴェール(阪神牝馬S)
しかも、ステイゴールドの成績は、良血牝馬を集めての成績ではなく、
そのほとんどが内国産の中途半端な成績の(失礼)お嫁さんなのである。
(サンデー系良血牝馬とは交配出来ない。ディープインパクト等は海外から良血牝馬を集めている)
良血子女を野武士のようなステイゴールド産駒がぶちぬいて行く!

これがまた・・・ステイゴールドファンにはたまらんのだ。
そして、ステイゴールドの種付け料は急激に上がっていった。
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ステイゴールドの種付け料は800万円→
【ブリーダーズスタリオンステーション】の2014年度ラインアップと種付料が発表!今や、大物はディープインパクト産駒かステイゴールド産駒。
良血が集まるこれからが勝負!
と思っていた矢先の・・・早過ぎる死。
せめて後5年は・・・頑張って欲しかったなあ。
(関係者の落胆は想像を絶するだろうなあ)
・・・
しかし競走馬とは不思議なもんですな。
サンデーサイレンスはディープインパクトと入れ替わるようにこの世を去ったが、
ステイゴールドもまた、オルフェーヴルと入れ替わるようにこの世を去った。
幸せなる哉ステイゴールドには後継種牡馬が大勢いる。
大将格のオルフェーヴルを筆頭に、全兄のドリームジャーニー、ナカヤマフェスタ。
現役だがゴールドシップ・フェノーメノも種牡馬入り確実。
父の死で彼らの
種牡馬価値はさらに高まるわけだ。
これだけ後継に恵まれた種牡馬は少なく、
近年で可能性があるのはキングカメハメハとディープインパクトくらいだろう。
(ディープインパクトとて複数GTを勝ってる牡馬産駒は今のところいない)

今後の成績如何であるが・・・アッシュゴールドにも種牡馬入りの可能性がある。
(兄達の産駒が走ればさらに高まる)
そう考えると、
ステイゴールドは
我が子孫のタメに逝ったのかもしれん。
これは単なる憶測だが、
今年・来年・再来年・・・とステイゴールドを種付けする予定だった良血牝馬は、
彼の後継種牡馬達に回る可能性が高いのではないだろうか。
自分が居ては息子たちの邪魔になると思ったのではなかろうか。
自らの限界を感じ、自ら命の輪廻を断ったのではないだろうか。
ステイゴールドの死があまりにもショックなので、
そう・・・無理矢理思い込むことにする。

ステイゴールド「自分の気に入らないことをするヤツは決して許さん!」

ステイゴールド「馬房の前を通ると怒るで!」

ステイゴールド「でも、アサクサデンエンだけは許す」

ステイゴールド評「ステイゴールドは馬ではなく猛獣だ」
・・・
さらばステイゴールド。
最近お前の子供たちは人気になりやすいから
馬券はとっても買いにくいけど、
これからもずっとお前の息子達を応援するからな。
またな!
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