凱旋門賞2013回顧、感想。化物牝馬トレヴに破れ夢散る。 - 浅次郎のどんぶり競馬予想〜スピード指数と回収率〜



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凱旋門賞2013回顧、感想。化物牝馬トレヴに破れ夢散る。

【凱旋門賞回顧2013】



完敗。夢無残。



オルフェーヴル凱旋門賞2013完敗.jpg



だけんどもしかし!



私達競馬ファンに、2年に渡って夢を与えてくれたオルフェーヴルに、
あと、3歳の身で凱旋門賞に挑戦してくれたキズナに、



心から御礼を言いたい。



こんなにワクワクドキドキ出来たことは、競馬ファンならではの特権だと思う。



競馬のことを知らない人達は、
「競馬なんて所詮ギャンブルでしょ」と言ってお金の損得だけで勘定するが、



損得では得られない人生の楽しみがあるのだ!



と声を中の大くらいにして言いたい(笑)。



・・・



勝った!と思った昨年2012年の凱旋門賞から一年。



2013年の今年も、



直線入り口では、



よしよしよしよしよし!



と思っていた。



多少窮屈な場面もあったし、
トレヴ、キズナにフタをされた時は、おいおいおいおい!とも思ったが、



結果は変わらなかったろう。



それほど、勝ったトレヴは強かった。



もう一度レースを振り返ってみる。







ゲートの中、スミヨンがオルフェーヴルの首筋をソっと撫でる。



とてもいい絵だった・・・。



スミヨン、オルフェーヴルを撫でる.jpg



ゲートが開くと五分のスタート。
オルフェーヴルは中団馬群の中、キズナは後方から二頭目。



ここで内に入れるという選択肢もあっただろうが、
(解説の安藤勝己は内に入れるだろうと思っていたらしい)



閉じ込められるのを嫌ったのかスミヨンは馬群外目を追走。
英ダービー馬のルーラーオブザワールドの後ろに付ける。
(スミヨンはこの馬もマークしていたのだろうか)



凱旋門賞回顧1.jpg



この時、トレヴはオルフェーヴルをマークする形でその直後の外!
つまり・・・トレヴはオルフェーヴルの後ろから、さらに外を回って圧勝したわけだ。



・・・このフランスの牝馬は化物か。



レースは、ペンライパビリオン、ジョシュアツリーが引っ張る流れで超スロー。
団子状態で淡々と進んでいく。この辺がヨーロッパ特有だよなあ。



今回の勝ちタイムは2:32.04。
やや重の馬場だったとはいえ、芝2400のレースでこの時計はやっぱり遅い。



もともと、オルフェーヴルはスローの瞬発力勝負向けの馬ではない。
(もちろん、瞬発力だって非凡なのだが)



どちらかと言えば、ハイペースでの底力勝負向けの馬である。
タフな馬場を好み、流れが厳しければ厳しいほど強い競馬をする。



日本馬の中にはオルフェーヴルより切れる馬だっている。
実際、昨年のJCではジェンティルドンナに負けしているし、
東京や京都の高速馬場でのヨーイドンはあんまり得意ではない(それでも強いのだが)。
この辺は全兄のドリームジャーニーや同配合のゴールドシップととてもよく似ている。



なので、スローの時は「ロングスパート」という伝家の宝刀を持っているのだが、



3歳時の有馬記念





一頭になると走るのを止めてしまうという悪癖も持っているのだ・・・(笑)。



スミヨンの頭には去年の悪夢がこびりついてたことだろう。
去年はあれだけ突き抜けた後に、交わされたわけだからね。



「先に抜け出すと去年の二の舞いになる」



と思っていたに違いない。また、



「GOサインを出せば一瞬で交わしてくれる」



とも思っていただろうと思う。



しかし、オルフェーヴルは本来瞬発力型の馬ではないのだ。
スローであれば早めに仕掛けるロングスパートが必要。
基本後ろから行く馬なんだから、他馬が我慢してる内に徐々に進出しないといけない。
じゃないと前が残ってしまう(ま、これは日本の競馬の話だが)。



だけんどもしかし。



皮肉なことに今回それをやったのが、勝ったトレヴだった・・・。
しかも、余裕を持って。豪快に。



もちろん、



オルフェーヴルがもっと早く外に出して
トレブと一緒に上がって行き・・・持久力勝負になったとしても



今回のトレヴには勝てなかったと思う。



・・・が、陣営やスミヨンの誤算だったのは確かだろう。



トレヴは残り1000mの地点・・・
偽りの直線フォルスストレートの地点からオルフェーヴルの外に並びかける。手応えは抜群。
(この地点で動くのは普通タブー。しかしこのスローなら・・・)



連れてキズナも上がって行く。



凱旋門賞2013回顧2.jpg



この時点でオルフェーヴルは両馬にフタをされてしまう・・・!
上下左右を挟まれて身動きが取れず、窮屈そうに首を左に振っている。
多少ぶつかったりもしたかもしれん。



スミヨンが「馬群の中で消耗した」と発言しているもんだから、
この件をとやかく言ってる人達もいるが、
トレヴにせよ、キズナにせよ、勝ちに行っての話で全く問題ない。



というか、スミヨンは初めから早仕掛けをする気など無かった。
去年の悪夢があるからだ。セオリー通りに直線に差し掛かってから追い出すプラン。
この地点では馬群の中でOKだったのだ。



むしろ、トレヴが先に行ってくれて「ラッキー!」と思ってたのではないだろうか。
前に目標が出来てレースをしやすくなるわけだし、
こんなところから仕掛けて最後までもつはずはない!と思っていたし、
(最後まで脚色は衰えなかったからトレヴは化物である)



オルフェーヴルなら絶対交わせるはず!



なによりそう思っていたはずだ。私もそう思っていた・・・。



馬なりのまま、抜群の手応えで先団を飲み込んでいくトレヴ。



先に仕掛けたキズナはオルフェーヴルにフタをしながら交わして行く。
(この時点で、キズナ陣営は勝った!と思ったらしい)



スミヨンのちょっとした誤算は前を行くルーラーオブザワールドに手応えがなく、
フタをされたおかげで、ワンテンポ追い出しが遅れたことだろうか・・・。



にしても、今回のオルフェーヴルは反応が鈍かったような気がする・・・。
勝負どころでガツン!という所が無かった。
優等生なレースだったが、鬼気迫る勢いは感じなかった。
(この点、オルフェーヴルも精神的に消耗しているのかもしれん)



残り500mで追い出したスミヨン。



いっけぇぇぇぇっ!オルフェーヴルッ!



しかし、その時トレヴはまだ馬なりのまま。余裕で先頭に立つ。



凱旋門賞2013回顧3.jpg



トレヴが残り400mで追い出すと差は縮まる所か・・・広がってゆく。



やべえ・・・



やべええええええ!



この馬まだ余裕だぞおおおお!



道中3〜4番手につけ、もっとも展開の利があったと思われる仏ダービー馬のアンテロ。
この馬とオルフェーヴルは併せる形でトレヴを追うが・・・



お、追いつかねえぇ・・・。



最後には5馬身という決定的な差を付けられてしまった・・・。



凱旋門賞2013回顧4.jpg



結果、アンテロを競り落としての2着。昨年に続く2着。



しかし、昨年とは内容が全く違う。



完敗!と言っていいと思う。



競馬は、その時のレースでの勝ち負けが全て。



勝敗は、馬場状態や調子や展開や斤量や騎手の判断などに左右されるんだけど、
「もし」とか「本当は」とか「あの時なら」とか言ってもしょうがない。



この怪物牝馬が居なければ、



アンテロを叩き合いの末に競り落としたスミヨンは褒めちぎられ、
日本馬初の凱旋門賞制覇!と一般新聞の一面やYahooの一面を飾ったのだろうが、



残念ながら今年はこの怪物牝馬がいたのである。



素直にこの馬の強さを讃えるしかない。



オルフェーヴル凱旋門賞2013完敗2.jpg



・・・



・・







しかしなああああああああああ!



これで、終わりかああああ!



オルフェーヴルなら来年もイケると思うんだけどなあああ。



晩成血統だし、欧州の馬場も苦にしないし・・・
もう一回この怪物牝馬に挑戦してくんないかなあ。



まあ、これから種牡馬としての役割もあることだし、
むしろこれからの生活の方が長いんだし、
種付け料は1000万円超えるって話もあるし(シンジケートは50億円超え?)、



まあ、しょうがないわ・・・。



オルフェーヴルは突然変異の馬ではないし、
SS系ではあるけど母父がメジロマックイーンなんで配合がしやすかろうと思う。
是非、今度は息子で海を渡って貰いたい。



もう、ほんと、



夢を有難う!と言いたい。



有馬がラストランか・・・



調整難しいだろうけど、なんとか好調を維持して出てきて欲しい。
JCにも出て欲しいけど、日程的に大変だし、この馬は明らかに有馬の方が向いてるしね。



とりあえず、お疲れ様!
まずは無事に帰って来いよー!



それから、キズナのチャレンジも讃えておく。
このメンバーで4着は立派だし、オルフェーヴルを負かしに行ったレースぶりは素晴らしかった。
結果、オルフェーヴルには敵わなかったが、来年またチャレンジして欲しいと思う。



しかし、この怪物牝馬がいる限りなああああ(笑)。





ちなみに、凱旋門賞2013の馬券だが、


凱旋門賞2013払い戻し.jpg


単複に30ドルずつ賭けて、60ドルが66ドルに。
複勝の保険が効いてチャラ。


ってことは複勝が2.2倍もついてたんやね(5月に賭けてたおかげだけど)。


競馬に絶対はない・・・


でも、やっぱり・・・勝って欲しかったなあ。



他の競馬ブロガーの凱旋門賞回顧は・・・

オルフェーヴルバナー.gif



凱旋門賞は終わっちゃったけど・・・
ブックメーカーのアカウントは持って置いたほうがええよ。

オルフェーヴル凱旋門賞バナー2.jpg




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