有馬記念2013回顧&オルフェーヴル引退式。ありがとう・・・ - 浅次郎のどんぶり競馬予想〜スピード指数と回収率〜



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有馬記念2013回顧&オルフェーヴル引退式。ありがとう・・・

【有馬記念2013回顧】



オルフェーヴルありがとう!



オルフェーヴル引退式3.jpg



いやぁ・・・強かった。



これが最後?ホントに?



と多くの人が思ったことだろう。



まるで、去年の凱旋門賞の時のようなレース。
あっと言う間に先頭に立ち、あとは突き放すばかり・・・。
あの時は、よれてラチにぶつかり失速してソレミアに差されてしまったが、
今日のオルフェーヴルに詰め寄る馬は一頭も居なかった。



ありがとう、オルフェーヴル。



今日のレースは、ブログの「思い出のレースランキング」にずっと残すからね。



改めてレースを振り返ってみる。







逃げ馬不在の2013有馬記念。



どの馬が行くか?と思っていたが、好スタートからルルーシュが先手。
2番手にカレンミロティック、3番手には最内のダノンバラード。



以下、ラブリーデイ、アドマイヤラクティ、ナカヤマナイトが先団を形成。
それから、デスペラード、トーセンジョーダン。



中団には、内からウインバリアシオン、タマモベストプレイ、トゥザグローリー。



中団の後ろにゴールドシップ。これを見る格好でオルフェーヴル
ラブイズブーシェ、ヴェルデグリーンがその後ろ。



最後方に離れてテイエムイナズマ。



ゴールドシップは前に行くのかと思って見ていたんだが、
やはり二の足は遅く・・・押して押して中団の後ろにつけるのが精一杯。



オルフェーヴルは中団の後ろで折り合いに専念。
ホームストレッチでは、ガッチリ押さえる池添騎手の姿が。



「かなり行きたがったが、なんとかゴールドシップの後ろで我慢してくれ!と思ってました」



とは池添騎手の弁。



スタンド前を過ぎて1コーナーに入ると幾分落ち着いて折り合いもバッチリ。



1000m通過は1:00.8。今日の馬場にしてはかなりのハイペース。
(向かい風もかなり強かったみたい)



G1なのだから厳しい流れになるのは当たり前の話だが、
速く流れてくれたのもオルフェーヴルにはラッキーだっただろう。



向う正面では一旦流れが落ち着き、馬群も固まって3コーナーへ。



残り800mの標識を過ぎてから、ゴールドシップがスパート開始。
ワンテンポ遅らせてからオルフェーヴルも仕掛ける!



1:50過ぎ。外を回って上昇していく2頭の捲くり合戦!



しかし、イマイチ行きっぷりが悪いゴールドシップに対し、
オルフェーヴルはほとんど持ったままの抜群の手応え!



ゴールドシップはおろか、



先団もあっと言う間に飲み込み、



全ての馬を置き去り。



まるで「積んでるエンジンが違うんだ!」とばかりに、
次元の違う脚で4コーナーで先頭。



後は突き放すのみ。



直線の攻防など一切なく、
実況もオルフェーヴルの名を連呼するのみ。



みるみる差は広がり、最後は8馬身差。



オルフェーヴル有馬記念5.jpg




圧巻の、圧巻のラストラン。




オルフェーヴル物語、ここに完結。




オルフェーヴル有馬記念2.jpg




つ、強すぎる・・・!



と思ったのは私だけではないはずだ。



誰しもが、これで終わりなのか?と思ったろう。



今回の出来は8割程度だったと言う。



凱旋門賞で究極仕上げをした後、輸送や検疫もあったわけで、
この8割というのは幾分控え目であったとしても、最高の出来にはほど遠い出来だったろう。



それでこの勝ちっぷりなのだから、
この馬の能力には・・・心底計りしれんものを感じる。



それから、



欧州での優等生なレース内容と違い・・・
何か伸び伸びと走っていたような気がするのは私だけだろうか。



抜け出してからも止まることなく・・・さらに突き放してみせた。



オルフェーヴル有馬記念3.jpg



タラレバを言ってもしょうがないが、
せめて2回目の凱旋門賞は池添を乗せてやりたかった。



優等生なオルフェーヴルではなく、
やんちゃで奔放なオルフェーヴルなら勝てたのでは・・・と思ってしまう(笑)。



今回、池江調教師は、池添騎手に「トレヴのように乗ってくれ」と言ったらしい。
なるほど、早めの仕掛けから大外捲くりの早め先頭。後は引き離すだけ。



確かに凱旋門のトレヴのようだった。



池添・・・凱旋門で乗りたかったろうなあ。



尚、オルフェーヴル3歳の春の時の逸話を紹介しておく。
池江調教師は、幼くやんちゃなオルフェーヴルになんとかレースを教えようとする池添に



「勝つのはダービーでいいから」と言ったそうな。



シンザン記念、きさらぎ賞の敗戦から・・・大きくオルフェーヴルは羽ばたくことになる。



オルフェーヴル有馬記念4.jpg



2着に入ったのはウインバリアシオン。



3歳時に悉くオルフェーヴルの後塵を拝した馬だけに、
この鬼が居なければ・・・という思いを抱くファンも多いだろう。



今回、故障明け2戦目で体調も万全という話だったが、
改めて能力の高さを証明してみせた。



こういうパワーの要る馬場では無類の強さを誇るゴールドシップを押さえつけたのは立派。
この馬は持久力勝負も瞬発力勝負も出来るオールラウンダーやね。
来年は古馬勢の中心として若駒達と戦って欲しい。



3着はゴールドシップ。正直ウインバリアシオンは交わして欲しかった(馬券的に。笑)。
3コーナー過ぎから捲くりを開始したんだけど・・・あっさりオルフェーヴルに交わされたように、
いつもより反応が鈍かったような気がする。



いや、いつも反応は鈍いんだけど(笑)、
内田騎手はいつも早め早めにアクションを起こすでしょ。
それに比べてムーア騎手は教科書通りというか・・・4コーナー手前では一息入れてたし、
オルフェーヴルになんとしてでも付いて行く!くらいの仕掛けでも良かったような気がする。



まあしかし、これは復活でもなんでもなく、この位走って当たり前。
ウインバリアシオンが予想以上に強かっただけだと思う。



4着には無欲の追い込みを見せたラブイズブーシェ。
今回の有馬記念は先行勢が総崩れ。6着に残ったカレンミロティックは着順以上に頑張ったと思うし、
逃げたルルーシュ、好位追走したダノンバラード、トーセンジョーダン、ラブリーデイなどは、
軒並み下位に沈んでしまった。それだけ厳しい流れだったのだ。
予想の時に「明らかに格下の馬がいる」なんて書いてゴメン(笑)。



5着にはタマモベストプレイ。
この馬もよく頑張ったけど、はっきり言って4着以下はダンゴ。
先行馬総崩れの中でナントカ脚を伸ばしたカンジ。次に繋がるかといえば・・・ちょっと疑問。



しかし、勝ったオルフェーヴルの上がりが断トツの36.0。
2着のウインバリアシオンの上がりが37.3ってんだから、
ダートか?と思うような重い馬場だった。



でも同日同距離8Rのグッドラックハンデのタイムは2:37.7。
有馬記念の勝ちタイムが2:32.3だからメチャクチャレベルの高い一戦だったのが分かる。



やっぱり、東京・京都の高速馬場は少し改める必要があるのではなかろうか。
いや、世界の競馬がそういう流れなのであれば問題はない。
しかし、少なくとも凱旋門賞の舞台はこういう重い馬場なのだ。
こういう馬場をものともしない馬を作らないといけないのではなかろうか。



このままでは日本の競馬はガラパゴス化し、どんどん孤立を深める危険性があると思う。
いや、もうそうなってますな。ジャパンカップの劣化が全てを物語ってる・・・。



レース後、



オルフェーヴルの引退式が行われた。



なんと、6万人のファンが競馬場に残ったらしい。



オルフェーヴル引退式1.jpg



オルフェーヴル引退式2.jpg



オルフェーヴル引退式4.jpg



◆オルフェーヴル(牡5)

父ステイゴールド(父父サンデーサイレンス)
母オリエンタルアート(母父メジロマックイーン)

通算成績21戦12勝(海外4戦2勝)【12.6.1.2】
主な戦績:皐月賞1着、ダービー1着、菊花賞1着、有馬記念1着2回、宝塚記念1着、凱旋門賞2着2回

獲得賞金:13億4400万円、215万ユーロ



オルフェーヴルは突発的ミラクルホースではない。
全兄にドリームジャーニー(G1三勝)がいる超良血馬である。
また他の兄弟達もほとんどが2勝以上を上げており、
下の全弟リヤンドファミユはケガさえなければクラシック候補であった。



また黄金配合「ステイゴールド×メジロマックイーン」で生まれた馬である。
SS直系だし、ノーザンテーストのクロスはあるが、基本的には傍流の血統が多く、
SS系種牡馬の中でもかなり配合はしやすいと思う。



つまり、血のバックボーンがあるのだ。



社台ファームでの種牡馬入りとなるオルフェーヴルは、
繁殖牝馬にも恵まれるであろう。



当初600万円と言われた種付け料は、
この有馬記念の圧勝で跳ね上がる!とも言われている。



個人的にはディープインパクトより成功すると思うのだが・・・
とはいえ、種牡馬は最初の1〜2年が勝負。



例え三冠馬でも結果が出なければ干されるのが種牡馬の世界だ。
是非、初年度産駒からクラシック馬を出して欲しい。
実績さえ作れば、この馬は種牡馬としても大活躍するだろうと思う。



・・・



決して肌馬に恵まれたとは言えないステイゴールド。



だからこそ生まれたと言っていいオルフェーヴル。



彼らの足跡を語り継ぐことは、



池添の言う通り、



私達競馬ファンの仕事だと思う。



今回の池添騎手の勝利ジョッキーインタビューは・・・泣いた。







色々と葛藤はあったろうが、



素晴らしい勝利ジョッキーインタビューだった。



どこぞの自分本位の騎手とは大違いだった。



過去、これほど「競馬ファン」に真摯な姿勢のインタビューがあったろうか。



「皆さんが競馬ファンで居続ける限り、これからも競馬は続きます」



そう、競馬ファンあっての、
競走馬であり、騎手であり、調教師であり、馬主であり、関係者であり、JRAなのだ。



「これからも日本の競馬を宜しくお願いします!」



よくぞ言ってくれたと思う。



本当に素晴らしいスピーチだった。



オルフェーヴル引退式3.jpg



今までありがとう、オルフェーヴル。



君に出会えて良かった。



競馬やってて良かった。



これからもずっと続けて行く。





初めての海外馬券は、オルフェーヴルの単勝だった。

オルフェーヴル凱旋門賞バナー2.jpg




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